うちの子さ、忘れ物は多いし、片付けはしないし、宿題も言わないとやらないし…ついつい怒っちゃうんだよね😮💨
うちもうちも!毎日、小言ばかりでホント嫌になっちゃう💦
そうなの!自己肯定感が大事だって言うじゃない?
だから良いところを褒めようとしてるんだけど…
正直、良いところを探すのに一苦労で(笑)
それがさ、うちもね…「歯磨きしてえらかったね」って言ったら、
「…あたりまえじゃん」って鼻で笑われた(笑)
あははは🤣 それは確かに(笑)
結局ね、褒めようとしてたのに、投げっぱなしの脱いだ靴下を見つけた瞬間にスイッチが入っちゃって、そっちで叱っちゃうんだよね😮💨
あ〜…褒め1回、叱り10回、みたいになるやつ(笑)
まさにそれ!自己肯定感って、どうやって育てたらいいんだろうね🤔
\この記事でわかること/
✅ 自己肯定感は「褒め方」じゃなかった
✅ 「存在を認める言葉」が子どもの一生を支える理由
✅ 大正生まれのおばあちゃんのお姉ちゃんが残したたった一言
✅ 今日からすぐ使える声かけ
実はね、自己肯定感のヒントは意外なところにあったんだよ。
今日は私のおばあちゃんの、少し切なくて、でも温かいお話をさせてください。
大正生まれで、育児本も心理学も知らない。
でも、おばあちゃんのお姉ちゃんが残した言葉が、おばあちゃんの90年を支えたんです。
1.おばあちゃんの話① 幸せな記憶
私のおばあちゃんは、とても不器用な人でした。
料理をすれば鍋を焦がし、いつも金たわしでゴシゴシとこすっていました。
鎌で草を刈れば、よく指を切ってケガをしていました。
そんなおばあちゃんは、子どものころもやっぱり不器用だったそうで……
兄たちからは
「お前は役に立たん」
と言われて育ったと聞きました。
今なら「子どもにそんなことを」と思うかもしれません。
でも当時は、子どもも大切な働き手。
6人きょうだいの下から2番目だったおばあちゃんも、立派な”戦力”として見られていたのでしょう。
縫い物を任されても縫い目が雑で、お父さんがあとでこっそり直してくれていたこともありました。
洗濯物を取り込むよう頼まれたのに、すっかり忘れて夕立でびしょ濡れにしてしまったことも。
お風呂(五右衛門風呂)を薪で焚けば、グラグラと煮え立つ地獄の釜に。
「熱くて入れたもんじゃない!」と家族に怒られたとか(笑)。
そんな失敗をするたびに、少し年の離れたお姉ちゃんが、こう言ってくれたそうです。
お前は「役に立たない」って言われるかもしれないけど、
私はお前がいないとさみしいよ。
だから、いつも元気にしておいで。
この言葉が、おばあちゃんはとても嬉しかったのでしょう。
やがてお姉ちゃんは学校を卒業すると、働くために街へ出ていきました。
大好きなお姉ちゃんがいなくなって、おばあちゃんはとてもさみしかったそうです。
ある時、お父さんとお母さんが汽車賃を持たせてくれ、お姉ちゃんのところへ遊びに行かせてくれました。
初めての汽車。
初めての一人旅。
わくわくとドキドキが止まらなかったと言っていました。
駅には、田舎から出てきた幼い妹が迷わないようにと、お姉ちゃんが迎えに来てくれていました。
新しいズック(靴)を買ってもらい、生まれて初めてアイスクリームも食べさせてもらいました。
おばあちゃんは、この話を私によくしてくれました。
70年たっても、80年たっても、忘れられない幸せな記憶ってあるんですね。
2.おばあちゃんの話② お姉ちゃんとの別れ・後悔・約束
しばらくして、お姉ちゃんは病気になり、家へ帰ってきました。
結核でした。
当時は不治の病と恐れられていた病気です。
幼いきょうだいたちにうつってはいけないからと、お姉ちゃんは家の離れで隔離されて暮らすことになりました。
大好きなお姉ちゃんが帰ってきた。
でも、一緒に過ごすことはできない。
おばあちゃんはとても悲しかったそうです。
お父さんやお母さんが忙しい時には、おばあちゃんがお姉ちゃんにごはんを届ける役目を任されました。
でも、おばあちゃんは怖かった。
結核という病気が怖かった。
そして、病気で弱ってしまった大好きなお姉ちゃんの姿を見るのも怖かった。
だから、外から「お姉ちゃ〜ん、ごはん持ってきたよ」と声をかけ、膳を戸口へ置くと、逃げるように走って帰っていたと言っていました。
そのたびにお姉ちゃんは、弱った体で、優しく声をかけてくれたそうです。
ありがとう。そこに置いといて。元気にしておいでね。
不器用でも、役に立たないと言われても、あなたはあなたらしくいればいい。
そんな優しさが込められた言葉でした。
やがてお姉ちゃんは、旅立っていきました。
まだ二十歳にもならない女の子でした。
おばあちゃんは、そのことを生涯ずっと後悔していました。
恐ろしい病にかかり、家族と一緒に過ごすこともできず、一人で死を待つ時間はどれほど心細かっただろう。
もっとそばにいてあげればよかった、と。
でも同時に、こうも言っていました。
あの時のお姉ちゃんとの約束だからね。
おばあちゃんは、自分の命が続く限り、“元気にしておく”んだよ。
そんなおばあちゃんは、90歳を過ぎるまで元気に生きました。
そして、自分の命をまっとうするように、静かに旅立っていきました。
3.「いないとさみしい」という言葉の力
「お前は役に立たない」と言われ続けた子が、90歳を過ぎるまで生きられた。
大正に生まれ、戦争の時代を生き抜き、昭和・平成を駆け抜けた90年。
決して平坦ではなかったはずの人生を、最後まで生き抜けた理由は、たった一言でした。
「私はお前がいないとさみしいよ。」
能力を褒めた言葉でも、努力を認めた言葉でもない。
ただ、「あなたがここにいてくれることが嬉しい」という言葉。
おばあちゃんのお姉ちゃんは、20年にも満たない儚い人生だったかもしれません。
でもその時代を一生懸命生きた女の子が、幼い妹に贈った言葉。
特別なことは何もしていません。
育児本も読んでいないし、心理学も知らない。
ただ、不器用な妹の存在そのものを認めてくれた。
その一言が、おばあちゃんの一生の支えになったんです。
「役に立たない」と言われ続けたおばあちゃんを支えたのは、
「あなたはすごいね」でも「よく頑張ったね」でもなかった。
「あなたがいないとさみしい」 存在を認めてくれる言葉だったんだよね。
おばあちゃんは、自分が言われて嬉しかった言葉を、今度は孫やひ孫たちに贈り続けました。
「生まれてきてくれてありがとう💕」
その言葉をもらった私も、ずっとずっと大切に抱きしめています❣️
もらった言葉は、また誰かへの贈り物になっていくんですね😊
4.自己肯定感は「褒め方」より「存在を認める言葉」だった
「自己肯定感を育てなきゃ」と思うと、つい「褒め方」を考えてしまいますよね。
💬「すごいね!」
💬「よく頑張ったね!」
💬「えらかったね!」
でも、褒めても褒めても「別に〜」と流される。
気づいたら出来てないところが気になって、小言を言ってた…なんてこと、ありませんか?
実は、自己肯定感の土台になるのは「褒め方」じゃないんです。
自己肯定感って、 「自分はできる」という自信じゃなくて、
「自分はここにいていい」という安心感が土台なんだよね。
「すごいね」は、何かができた時にしか使えない言葉。
でも「あなたがいないとさみしい」は、何もできなくても、失敗しても、ずっと使える言葉。
おばあちゃんは料理も縫い物も洗濯も、何をやっても失敗ばかりでした。
「すごいね」と言われる場面は、きっとほとんどなかった。
それでも、お姉ちゃんの「私はお前がいないとさみしいよ。」という言葉が、おばあちゃんの心の奥深くに根を張った。
戦争という激動の時代も、長い長い人生の苦労も、その根っこがあったから乗り越えられたのかもしれません。
褒めることも大切。 でも、それより先に必要なのは、
「あなたがここにいてくれるだけでいい」 という気持ちを伝えることなんじゃないかな😊
5.今日からできる声かけ
「存在を認める言葉」って、難しく考えなくて大丈夫です。
特別な言葉じゃなくていい。
育児本に書いてあるような言葉じゃなくていい。
ただ、「あなたがここにいてくれることが嬉しい」という気持ちを、そのまま伝えるだけでいいんです。
たとえばこんな言葉、今日からすぐ使えるよ😊
💬「あなたがいてくれるだけで、ママは嬉しいよ」
💬「あなたがいないとさみしいな〜」
💬「今日も会えてよかった」
💬「あなたがいると、なんか安心する」
💬「生まれてきてくれてありがとう」
褒める言葉じゃない。
何かができたから言う言葉でもない。
ただ、存在してくれていることへの言葉です。
もちろん、親として「忘れ物」も「片付けない靴下」も、叱ることは大切です。
でも、叱る前に・叱った後に、この言葉がひとつあるだけで、子どもの受け取り方がずいぶん変わってきます。
そして、寝る前のこの一言も特別おすすめ❣️
💬「今日も一日、あなたがいてくれてよかった」
何があった日でも、この言葉で一日を締めくくれたら、
子どもの心に、じわじわと「自分はここにいていいんだ」という根っこが育ってくるんじゃないかな😊
6.あんのこのこより
「褒めなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」って、
毎日頑張っているパパ・ママへ。
完璧な言葉じゃなくていいんです。
ただ、「あなたがいてくれるだけで嬉しい」という気持ちを、そのまま言葉にしてみてください。
大正生まれの不器用なおばあちゃんが、戦争の時代も乗り越えて90年生きられたのは、お姉ちゃんのたった一言があったから。
パパ・ママの「あなたがいないとさみしいよ」が、お子さんの一生の支えになるかもしれません💕
小言が多くなっちゃっても大丈夫。
ぎゅっと抱きしめながら
💬「あなたのことが大好きだよ」 って伝えてあげて❣️
それって、子ども以上に自分が幸せになれる時間だと思うよ🤭💕
言葉はね、花束みたいなものかもしれないわ💐💕
何気なく贈ったものでも、もらった人はずっとずっと大切に抱きしめていたりするのよ。
その贈り物は、その人の一生を支える力を持っているんだわ🍀
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