ねえ聞いてくれる?
この前、うちの子が友達に嫌なこと言われたって帰ってきてさ、「ママ、ちょっと聞いてよ〜💦」って話してくれたんだけど…
うんうん、それで?
なんか話を聞いてたらね、
うちの子にも原因がある気がしてモヤモヤしちゃって……
つい「でもあなたにも悪いところがあったんじゃない?」「こうしたら良かったんじゃない?」って言っちゃったんだよね。
あ〜…わかる……私も思わず言っちゃったことあるよ💦
それでどうなったの?
そしたらさ、子どもの顔がぱっと曇って、それ以上何も話してくれなくなっちゃって💦
正しいこと言ったつもりだったんだけど、やっぱりまずかったかな…😮💨
確かに…むずかしいよね。
そういうとき、どうやって聞いてあげればいいんだろうね🤔
\この記事でわかること/
✅ 子どもが話してくれない本当の理由
✅ 「共感」より先に必要なこと
✅ 大正生まれのおばあちゃんが自然にやってた”聞き方”3つ
✅ 魔法の言葉の正しい使い方と注意点
✅ 今日からすぐ使える声かけの流れ
1.大正生まれのおばあちゃんの話
子どもが友達に嫌なことを言われて傷ついて帰ってきたとき、
「何も話してくれない」と本当に心配になりますよね。
実は私も、子どもの頃は親にはほとんど悩みを話せませんでした。
母はいつも忙しくしていて、何か相談すると
「それはこうすればいい」
「そんなこと気にしなくていい」と、
いつも正しいことを言う人でした。
間違ったことは何も言っていないんだけど…なんとなく相談する気がしなくて。
でも、おばあちゃんには何でも話せたんです。
悩みも、グチも、ちょっとした友達への不満も、ぜんぶ。
おばあちゃんは育児本も読まないし、心理学も知らない。
大正生まれで、今とは全然違う時代を生きてきた人。
なのに、なぜかすごく話しやすかった。
話した後は、いつもすっきりしてたんです。
大人になってから気づきました。
おばあちゃんがやってたことって、実はすごく理にかなってたんだって。
2.大正生まれのおばあちゃんが自然にやってた”聞き方”3つ
友達に嫌なことを言われて傷ついてるわが子の話を聞くとき、
どんな風に話を聞いてあげればいいのかな?
大正生まれのおばあちゃんが言ってくれた3つの言葉。
1つひとつ紹介していきますね。
①「あなたは悪くないよ」
→ 子どもの味方であることを、まず伝える
子どもが悩んでいることを話してくれない理由のひとつに、「自分が責められるかも」という不安があります。
「なんでそんなことしたの?」
「あなたにも悪いところがあったんじゃない?」
「そんなことでくよくよしないの」
間違ったことは何も言っていません。
でも、正論が子どもの心を傷つけてしまうことがあるんです。
だから最初に「あなたは悪くないよ」と伝えるだけで、子どもはぐっと話しやすくなります。
子どもが安心して話せる場所を作ってあげるんです。
☝️ただ、ひとつ大事なことをお伝えしますね。
この言葉の本当の意味は、「あなたに非はない」ということではありません。
「あなたのことをまるごと受け止めてるよ」
「あなたのことが大好きだよ」というメッセージなんです。
じゃあ、わが子に非があった場合はどうしたらいいの?
子どもの話を聞いていると、最初は「やられた」と思っていても、実はわが子にも原因があった…ということもあるでしょ!?
悪いことをしたわが子に、「あなたは悪くないよ」とは言えないよね……
もし我が子に非があった場合でも、まずは話を最後まで聞いてあげてください。
子どもが落ち着いたら、その後でちゃんと向き合えばいい。
「〇〇ちゃんはどんな気持ちだったと思う?」
「次はどうしたらいいかな?」
我が子が間違えた時にそれを教えるのは、親にしかできない大事な仕事です。
「あなたは悪くないよ」は、その仕事から逃げる言葉ではありません。
どんなときでも子どもが安心して話せる場所を作ることが大切なんです。
②「全然気にしなくていいよ」
→ 不安も、心配も、怒りも、まるごと受け止める
子どもが一番怖いのは、「この悩みはずっと続くのかな」という不安です。
そして時には、理不尽なことをされた怒りや悲しみで心がパンパンになっていることも。
「全然気にしなくていいよ」は、問題を軽く見ているわけじゃありません。
「あなたの不安や怒りは当然だよ、でも大丈夫だよ」
「あなたはそのままでいいんだよ」という意味で使う言葉です。
だから話した後にすっきりできる。
ただし、話す人・話す状況によって受け取り方は変わります。
まず「あなたは悪くないよ」で安心感を作ってから使うのがポイントです。
③「お友達にはこんな気持ちがあったんじゃないかな」
→ 相手を悪者にしない
これ、実は3つの中で一番大事かもしれません。
もし親が「そうなんだ〜、それはムカつくね!」と言ったら…
一見共感しているようで、実は友情に亀裂を入れてしまうかもしれない声かけになってしまいます😱
相手は子どもの友達。
「あの子はこんな気持ちで言ったんじゃないかな」と相手の気持ちを想像して伝えてあげると、子どもの中に「そうか、わざと意地悪したわけじゃないのかも」という気づきが生まれます。
さらに「自分にも何か原因があったかも」と自然に振り返れるようになる。
まさに“罪を憎んで人を憎まず”の精神ですね。
友情も守られて、子どもの心も育つ。おばあちゃん、すごいです😭✨
3.「共感」がなくてもよかった理由
子育て情報でよく見かける「共感が大事」というアドバイス。
共感とは、相手と同じ意見になることではありません。
相手の気持ちを受け止めて、その感情を言葉にして返すこと。
「それはつらかったね」「さみしかったんだね」「腹が立ったんだね」「そんなふうに思ったんだね」…
わかってはいるんだけど、感情のバリエーションが多すぎて、正直むずかしいですよね😅
私もそのひとりです(笑)
でもおばあちゃんは、そんな共感の言葉をほとんど使いませんでした。
それでも、話した後はいつもすっきりしていた。
なぜか?
共感より先に、「安心感」が必要だったんです。
「あなたは悪くないよ」
「全然気にしなくていいよ」
この2つだけで、子どもは安心して気持ちを吐き出せる。
まさに魔法の言葉です✨
3つ目の「友達の気持ちを想像する」は少しむずかしく感じるかもしれません。
でも、一人で考えなくて大丈夫。
「〇〇ちゃん、どうしてこんなこと言ったのかな〜?」
子どもと一緒に考えればいいんです。親子で想像しながら話すうちに、子どもの中に自然と気づきが生まれてきます。
育児本も心理学も知らない、大正生まれのおばあちゃんが自然にやってたこと。
それが現代の子育てにも、ちゃんと通じていたんです。
4.今日からできる声かけ
難しく考えなくて大丈夫。
会話の入口と出口を意識しながら、真ん中の3つの言葉を使うだけでOKです。
🗝️ 会話の入口
「そっか〜、そんなことがあったんだね」
評価も判断もしない。
ただ事実を受け止めるだけ。
これが安心できる会話の始まりになります。
✨ おばあちゃんの魔法の言葉3つ
①「あなたは悪くないよ」
子どもの味方であることをまず伝える。
自分の存在が否定されない、安心して話せる空気を作ってあげる。
②「全然気にしなくていいよ」
不安も、心配も、怒りも、まるごと受け止める言葉。
「大丈夫だよ、なんとかなるよ」という安心のメッセージです。
③「〇〇ちゃん、どうしてそんなこと言ったのかな〜?」
正解を出す必要はありません。
一緒に想像するだけでOK。
🗝️ 会話の出口
「話してくれてありがとう」
「あなたの気持ちを聞かせてくれて、嬉しかったよ」
この一言があるから、子どもは「また話そう」と思える。
次の会話への扉を開く言葉です。
そして子どもが少し落ち着いてきたら、こんな一言も添えてみてください。
「どうしたい?」
答えを親が決めない。
子ども自身が考えて決める。
その積み重ねが、自分で問題を解決する力につながっていきます。
5.実践例:我が家の場合
頭で分かっても、実際どんなふうに使うの?というイメージが湧きにくいかもしれません。
我が家の実際のやりとりをご紹介しますね。
ある日、次男くんが暗い顔で帰ってきました。
ママ〜、“すみっコぐらし”のマスク袋、もう学校に持っていかない💦
え?どうしたの?
Aくんに『それ女子のだよ』ってからかわれた😢
そっかぁ、Aくんに『それ女子のだよ』って言われたんだ……
すごく恥ずかしかったの……
でも、次男くんは悪くないよ。
“すみっコぐらし”が好きな次男くんは、何も恥ずかしくないよ。
あなたがあなたらしくいることは、全然悪くないってママは思うな〜。
でも…みんなそう思ってるかも💦
全然気にしなくていいよ。
男の子だから、女の子だからって気にする必要はないんだから。
あなたが好きだと思う気持ちは大切にしていいんだよ。
少し落ち着いてきたところで、Aくんの気持ちを一緒に想像してみました。
Aくんはどうしてそう言ったんだと思う?
…Aくんのお姉ちゃんが“すみっコ”を好きだからだと思う
そして最後に本人の気持ちを聞きました。
次男くんは、どうしたい?
大好きな“すみっコ”のこと、お友だちに言われるの嫌だから…
やっぱり学校には持っていかない。
彼がそう決めたので、その気持ちをそのまま尊重しました。
あなたの気持ちを聞かせてくれて、嬉しかったよ。
次男くんの表情がふわっとほぐれました。
ちなみに現在、その“すみっコぐらし”のマスク袋は中学生の長男くんが愛用中です(笑)✨
6.もし子どものトラブルが大きくなったら
今回ご紹介したのは、子どもが悩みを話してくれた時の「聞き方」のコツです。
でも、話を聞いているうちに「これは先生に相談した方がいいかも…」と感じることもあるかもしれません。
そんな時はこちらの記事も参考にしてみてください👇
📖 「友達トラブル発生!先生に相談すべき?現役教員が教える親のベスト対応」
7.まとめ
大正生まれのおばあちゃんが自然にやってた”聞き方”、改めて整理するとこうなります。
🗝️会話の入口:「そっか〜、そんなことがあったんだね」
🌟 魔法の言葉①:「あなたは悪くないよ」
🌟 魔法の言葉②:「全然気にしなくていいよ」
🌟 魔法の言葉③:「〇〇ちゃん、どうしてそんなこと言ったのかな〜?」
🗝️ 会話の出口:「話してくれてありがとう」
共感が苦手でも大丈夫。
難しい言葉も、育児本も必要ありません。
入口と出口を意識しながら、3つの魔法の言葉を使うだけ。
それだけで、子どもにとって「また話そう」と思える安心の場所になります💕
子どもが抱えている悩みを話してくれない時、「どうして話してくれないんだろう」って不安になりますよね。
でも、話せる環境は少しずつ作れます。
今日から、まず「そっか〜、そんなことがあったんだね」のひと言から始めてみませんか?
あなたのその一言が、子どもにとっての「安心できる場所」になりますように💕
安心できる場所って、特別なものじゃないのね。
ただそこにいて、聞いてくれる人がいるだけでいいんだもの。












