自己紹介って、何を話せばいいんですか?
子どもたちとの最初の関わりだからこそ、ちゃんとしたいんですけど、緊張しすぎてどうしたらいいのか…💦
面白い話をして和やかな空気にしたいし、良い先生だと思われたいし、もう頭がぐるぐるで…🌀
わかるわかる、その気持ち!
最初の自己紹介って、シンプルに見えてけっこう悩むよね〜。
子どもたちとの最初のやりとりだし、うまく話せるか不安にもなる。
でもね、大切なのは “うまく話すこと” じゃなくて、
子どもたちに “安心してもらうこと” なんだよ。
笑顔とちょっとした工夫で、ちゃんと伝わるから大丈夫。
今日は、自己紹介で気をつけたいポイントを伝えるね!
1.子どもたちに安心感を伝える!自己紹介の4つのコツ
もうすぐ新年度。
子どもたちへの自己紹介、「いったい何を話せばいいの〜?」と悩んでる先生もいるかな?
でも大丈夫!
自己紹介のちょっとした工夫で、子どもたちとの関係がグッと良くなるよ♪
若い先生が子どもに自己紹介をするときは、
「親しみやすさ」と「先生としての信頼感」 をバランスよく伝えることが大切!
自己紹介は、子どもたちとの最初の関係づくりになるから、次のポイントを意識してみてね。
✅ ポイント①:笑顔で明るく、ハキハキと話す
第一印象はすごく大事!
- 笑顔を意識する(緊張していても、笑顔を見せるだけで雰囲気が和らぐよ)
- 声の大きさやトーンを意識して、ハキハキ話す(堂々とした姿を見せる)
- アイコンタクトをとりながら話す(目を合わせることで、子どもたちも安心する)
✅ ポイント②:子どもが興味を持てる話をする
子どもたちが「この先生と話してみたい!」と思えることを伝えよう♪
- 趣味や特技を話す(ゲーム、スポーツ、好きなアニメなど)
- 自分の子どもの頃のエピソードを入れる(「先生も〇〇が苦手だったよ」など)
- ユーモアを交える(ちょっとした失敗談や面白い話があると親しみやすい)
💬 例:
「先生は小学生のとき、逆上がりが全然できなくて…
でも放課後こっそり練習して、できるようになったんだ!
だから、みんなも苦手なことがあっても大丈夫。一緒に頑張ろうね!」
✅ ポイント③:先生としての思いをシンプルに伝える
「このクラスをどうしたいか」「子どもたちとどう関わりたいか」「この1年をどんな1年にしたいか」などを、先生の思いを “短く・わかりやすく” 伝えよう!
- 💭「みんなが安心して過ごせるクラスを作りたい」
- 💭「たくさんのことにチャレンジできるクラスにしたい」
- 💭「みんなと一緒に楽しい1年を過ごしたい!」
💬 例:
「先生は、みんなが笑顔で過ごせるクラスにしたいと思ってるよ。
みんなのことをたくさん知りたいから、いっぱい話しかけてね!」
✅ ポイント④:子どもたちに質問してみる
一方的に話すだけじゃなくて、子どもたちにも話してもらえると、より打ち解けやすいよ♪
- 💬「みんなの好きなことを教えて!スポーツ好きな人?」(手を挙げてもらう)
- 💬「先生に聞きたいことある?」(簡単な質問に答える)
🎤 例:
「先生は子どもの頃からマンガが大好きなんだけど、マンガ読む人いる〜?」
その後の活動で、子どもたちに自己紹介カードなどを書かせるなら、そのお手本になるような自己紹介にするのもいいよね。
2.これだけは気をつけたい!自己紹介のNGポイント
自己紹介で「やっちゃいがちだけど、実は逆効果!」なポイントもいくつかあるよ。
ちょっと意識するだけで、子どもたちの印象がグッとよくなるから、ここでチェックしておこう♪
🚫 長々と話しすぎる(1〜2分でまとめるのがベスト!)
→ 子どもたちの集中力はあっという間に切れちゃうから、短くテンポよくがコツ!
🚫 上から目線で話す(「〇〇しなさい!」ではなく、「一緒に頑張ろうね!」の姿勢が◎)
→ 最初の印象はとっても大事。「先生こわーい💦」より、フラットな関係づくりを意識すると、子どもたちも安心します。
🚫 子どもが反応しづらい話をする(専門的すぎる話や、自分の自慢話は避ける)
→ 子どもたちが「わかる!」「おもしろい!」と思える話題を選ぶと、グッと引き込まれるよ♪
✨ちょっと立ち止まって、思い出してみて…
「受けを狙わなきゃ…」「何か特別なことを言わなきゃ…」
そんなふうにプレッシャーを感じてないかな?
でもね、自己紹介って何のためにするんだろう?
子どもたちに自分のことを知ってもらうため。
そして、先生のことを知って安心してもらうためなんだよね。
だから、ウケを狙うよりも、
子どもたちが「この先生となら大丈夫そう」と思える“安心のひと言”のほうがずっと大切。
クラス運営において、先生はあくまで“サポート役”。
主役は、子どもたち。 そのことをどうか忘れずに😊
完璧じゃなくてもOK!
もしちょっと失敗しても、『ごめんね。先生も緊張しちゃって💦』って正直に言えば大丈夫。
『先生も緊張してるんだ』ってわかると、子どもたちもホッとするからね。
先生の“がんばろうとする姿”を、ちゃんと子どもたちは見てくれてるよ。
3.そのまま使える!自己紹介の流れと例文
自己紹介って何を話せばいいんだろう?と迷ったときは、
「基本の流れ」を頭に入れておくだけで、グッと整理しやすくなるよ!
💡シンプル自己紹介の流れ(例)
① 名前・担当教科
➡「◯年◯組を担当する〇〇です。〇〇(教科)を教えます!」
② 趣味や好きなこと
➡「ゲームが大好きです!〇〇ってゲーム知ってる?」など、子どもとつながる話題に。
③ 子どもの頃の話
➡「小学生のとき、クラスで1番計算が遅くてそれが悔しくて、毎日ドリルや計算カードをコツコツがんばったら算数が得意になったんだ」など、共感できるエピソードを。
④ 先生としての思い
➡「みんなが安心して毎日来たくなるクラスにしたいなって思ってます」
⑤ みんなへのひと言・質問
➡「先生のこと、少しわかった?あとで好きなこと、ぜひ教えてね!」
💡自己紹介の例文
🌟例①:本が大好きな国語の先生ver
「みなさん、こんにちは!担任の〇〇です。教科は国語を担当します。
趣味は読書で、最近はミステリー小説にハマってます。
先生、中学生のころ漢字テストが苦手でよく追試を受けてたんだよね〜😅
でも、大好きだった本を読んだり、毎日少しずつ練習して、自信が持てるようになったんだ!
だから、みんなも苦手なことがあっても大丈夫。一緒にがんばろうね!
まずは、みんなの好きなことを教えてほしいな。ゲーム好きな人いる?」
🌟例②:アニメ好きの英語の先生ver
「Hi, everyone!(みんな、こんにちは!)
英語を担当する〇〇先生です。好きなことはアニメを見ることで、最近は『〇〇(例:呪術廻戦とか)』にハマってるよ!
実は、先生が英語を好きになったのも、海外のアニメを字幕で観てたのがきっかけなんだ✨
中学生のころは英語の発音が恥ずかしくて全然声が出せなかったけど、今では大好きになったよ!
みんなとも「楽しい!」って思える英語の授業をしていきたいなと思ってます。
アニメ好きな人いる?おすすめのアニメ、あとで教えて〜!」
🌟例③:走るのが得意な小学校の先生ver
「みんな、おはよう!〇年〇組を担任する〇〇です!
先生は走るのが大好きで、毎朝、家の近所を走ってます!
小学生のころはリレーの選手だったけど、実は緊張しすぎてバトン落としたことがあるんだ😂
でもその時、友達が『ドンマイ!』って言ってくれてすごくうれしかった。
だからこのクラスでも、がんばってる仲間を応援できるクラスにしたいなと思ってます。
休み時間にはみんなと鬼ごっこしたいな〜、鬼ごっこしたい人ー!(手を上げてー)」
🌟例④:歌が大好きな小学校の先生ver
「みんな、はじめまして〜!〇年〇組の担任になった〇〇先生です♪
先生は歌うのがだーいすきで、朝から鼻歌を歌ってることもあるよ🎵
小学生のときは、恥ずかしがり屋さんでみんなの前で歌うのが苦手だったの。
でも音楽の授業が楽しみで、友だちと一緒に合唱コンクールの練習して、おうちの人に褒めてもらったのがすごく嬉しかったんだ!
このクラスでは、みんなが安心して、自分らしくいられるようにしたいなと思っています。
たくさん話して、いっぱい笑って、一緒に楽しい1年にしようね!
ちなみに、みんなはどんな歌が好きー?🎤」
☕ちょっとひと息:子どもからの“プライベート質問”どうする?
💬 子どもたちの中には、「先生、彼氏(彼女)いるの〜?」なんて聞いてくる子もいるよね。
ちょっと盛り上がるし、悪気はないんだけど…
この話題、あとで保護者の方に伝わったときに「軽い印象」を持たれてしまうことも。
それよりも、「家族と出かけた話」や「小さいきょうだいの話」など、
親しみが持てて保護者も安心できる話題のほうが、あとあとグッと信頼感につながるんだ◎
つい話したくなるときこそ、
「この話、あとで親御さんにどう伝わるかな?」とちょっと立ち止まって考えてみると安心だよ🍀
4.緊張しすぎないで大丈夫。あなたらしいスタートを
自己紹介は、子どもたちが先生に興味を持つ最初のチャンス。
どんなに短いひと言でも、先生の言葉や表情は、子どもたちの心にちゃんと届いてるよ。
うまく話そうと肩に力を入れなくても大丈夫。
明るく、親しみやすく、でもしっかりとした先生らしさを見せることで、
「この先生となら大丈夫」「楽しそう!」と感じてもらえるはず。
クラスのはじまりに、子どもたちも、先生も、ちょっぴりドキドキしている。
だからこそ、自己紹介の時間を安心と笑顔でつながる“きっかけ”にできたらいいね。
素敵なクラスのスタートが切れるよう、
どうか気負いすぎず、楽しむ気持ちで一歩を踏み出してみて👍
応援しています🌸
子どもたちは若い先生が大好き💛
笑顔とあなたらしさを大切にしてね🍀