初めてクラスを持つことになりました。
「学級開きが1年を左右する」と聞いて…
正直、めちゃくちゃプレッシャーを感じています💦
失敗したらどうしよう…子どもたちにナメられたらどうしよう…
うまくスタートできなかったら、もう立て直せないんじゃないかと不安です。
安心してスタートを切るために、何を大切にしたらいいですか?
初担任って、プレッシャーかかるし、「最初が肝心!」って言葉に、どんどん緊張感が増してくるよね。
でもね、「スタートで失敗=アウト」なんてことは絶対にないから大丈夫。
逆に言えば、子どもたちも同じように不安を感じてる。
だから大事なのは、「この先生となら安心してやっていけそう」って思ってもらうことなんだよ。
あなたらしく、でもしっかりとクラスづくりの一歩を踏み出せるように──。
学級開きのポイントを伝えるね。
1. 先生も子どもも、同じ気持ち
初めて担任を持つ先生は、
「どんなクラスにしよう?」
「子どもたちとどう関わればいいの?」
と、期待と不安が入り混じった気持ちで“学級開き”を迎えようとしているんじゃないかな。
Q.そんなとき、もし二人の先輩からこんなふうに声をかけられたら…?
「その気持ちわかるよ、一緒に頑張ろう」
「そんな時はこうしたらいいよ」
「困った時はいつでも相談してね」
「最初が肝心!ちゃんとやらせないとだめ」
「そんなことも分からないの?そんなのできて当たり前」
「それは担任の仕事だよ、もっと自覚を持って」
頼りたくなるのは、もちろんA先輩だよね。
それは、子どもたちも同じ。
新しい環境に期待と不安を抱えている子どもたちにとって、
担任の先生がA先輩のような存在でいてくれることが、何よりの安心になるんだ。
2. 学級開きで大切にしたいこと
学級開きは、子どもたちにとっても、先生にとっても“クラスづくりの第一歩”。
でも、最初から全部うまくいく必要なんてない。
大切なのは、「安心感」「方向性」、そして「楽しい!」の気持ちを伝えること。
それじゃあ、“はじめて担任になる先生”が、
学級開きで意識するといい3つのポイント+1つのヒントを解説するね。
🌟ポイント①:「安心感」を与えることが第一歩
学級開きの最初の1週間は、クラスの雰囲気をつくる“勝負の期間”!
先生の雰囲気が、そのままクラスの空気になるんだ。
だからこそ、まずは子どもたちが「安心できる」って感じられることがいちばん大事!
✅ 具体的にやってみよう!
- 笑顔で明るく接する
- 子どもたちの話をしっかり聞き、うなずきながら受け止める
- 名前を早く覚えて呼ぶ(「自分を見てもらえている」と感じ、子どもは安心する)
🚫 NG行動はコレ!
❌ 怒ることでコントロールしようとする
📌 例:「うるさい!中学生なのにそんなことも分からないのか!」
➡️ 怒るだけでは、信頼関係は築けない。
ピリピリした空気は、子どもたちの心を閉じてしまう。
まずはどうしてほしいか「伝える」姿勢を大切に。
🌟ポイント②:「先生の想い(方向性)」を伝えること
クラスの方向性は、先生の言葉で示すことが大事なんだ。
クラスは先生と子どもたちでつくるもの。学級の目標やルールは、みんなで決めるからこそ納得感が生まれ、価値がある。
でも、子どもたちはクラスをどう作っていくのか分からない状態。だからこそ、担任が「どんなクラスにしたいか」をしっかり伝えることで、みんなの目指す方向が見えてくるんだ。
✅ たとえばこんな一言を!
📢「みんなで助け合えるクラスっていいよね!」
📢「失敗を怖がらずにチャレンジできるクラスにしたいんだ!」
✅ やってみよう!
- どんなクラスにしたいか、自分の言葉で語る
- クラスもルールも「一緒に作っていこう」というスタンスを忘れない
- 「これだけは守ってほしい」約束は、丁寧に伝える
🚫 NG行動はコレ!
❌ 厳しすぎるルールを押しつける
📌 例:「できなかったら全員に宿題を増やします!」
➡️ ルールで子どもたちを縛るのではなく、問題が起きた時に「どうしたらいいか」をみんなで考えていく。
押し付けられた厳しいルールは、子どもたちの足かせになる可能性も!
🌟ポイント③:「楽しい!」を感じさせる工夫を
子どもたちが「このクラス、なんかいいかも」って感じられたら、それだけでスタート成功!
「今日学校行ってよかった」「担任の先生の授業、楽しみ!」というワクワクした気持ちが、今後の学級経営をぐっとスムーズに進めてくれるよ。
学級開きの中に“ちょっとした楽しさ”を入れてみるといいね!
✅ やってみよう!
- テンポよく、笑顔でハキハキと話す(ダラダラより、メリハリ!)
- 「入学式がんばった人、手を挙げてみて」など、子どもが気軽に参加できるようにする
- クイズ形式にするなど、子どもが楽しめるちょっとした工夫を入れる
🚫 NG行動はコレ!
❌「最初は優しく、あとから厳しく」
📌 例:「嫌な空気にしたくないから、あとで注意すればいいや」
➡️ 緩すぎるスタートは、あとで引き締めるのが大変に。
最初から「いけないことはいけない」と、楽しい中にもけじめを持っておくのがコツ!
🌟+ヒント‼️「完璧じゃなくてOK!」先生も成長中
いい先生ってね、ミスをしない先生じゃなくて、「失敗からちゃんと学ぶ先生」だと思うよ。
子どもたちにも「チャレンジしようね」って言うでしょ?先生もそれでいいんだよ。
「失敗しても、次にどうするか」が大切!
✅ やってみよう!
- 失敗しても前向きに「次どうしよう」と考える
- 一人で悩まず、先輩の先生にどんどん相談する
- 「子どもたちと一緒に成長するぞ!」という気持ちでOK
🚫 こんな行動はNG!
❌ 一人で抱え込んでしまうこと
📌 例:「担任なんだから、自分で何とかしなきゃ…」
➡️ 周りに頼るのは悪いことじゃない!
一人で抱えることで問題が大きくなってしまうこともある。
だから小さなことでも相談しよう。
プロなら何が子どもたちのためになるかを考え、ベストを尽くすべきだからね。
3. 子どもたちの心に届く“声かけ例”
僕が学級開きで実際にした声かけの例を紹介するね。
「具体的なエピソード+先生の想い」をセットで伝えると、子どもたちの心にグッと届くよ✨
📍「入学式の返事、すごくよかったよ。しっかり返事をしてくれて、先生はすごく嬉しかった!」
📍「体育館の前に花が咲いていたでしょ?先輩たちが、君たちのために植えてくれたんだ。先輩たちもみんなが入学してくるのを楽しみに待っいたんだよ」
📍「困っていた子がいたけど、すぐに先生が来てくれたよね。困ったら誰かが助けてくれるから、大丈夫だよ」
📍「さっき、メモを自分から準備してた子がいたね!中学生にぴったりな力だよ」
📍「入学式、静かに話が聞けていたのが本当にすごかったよ。これからが楽しみだね」
4. まとめ:「安心」と「想い」をもって、あなたらしくスタートを!
学級開きは、クラスの1年間を方向づける大切なスタート。
でも、先生も子どもも、完璧じゃなくていいんだよ。
大事なのは、子どもたちの不安を受け止め、
「ここなら大丈夫かも」と思ってもらえること。
まずは、「安心感」「方向性」「楽しさ」そして、「先生も成長中でいいんだ」って気持ちを持ってスタートすれば、それで十分!
一歩一歩、一緒に成長していくクラスをつくっていこう。
大丈夫、あなたならきっといいクラスがつくれるよ。
学級開き、子どもたち一人ひとりの顔を見てあげて。
まずは笑顔にしてあげよう!
それができたらOKだよ。
応援してるからね✨
子どもたちも、先生も、
『今日、楽しかったな♡ 明日も学校に行きたいな』って思えるスタートが切れるといいよね。
だからこそ、肩の力を抜いて行こう!
先は長いからね😊